コロナウイルスで外出できなくなり、働き方を変えようと思う方は多くなったと思います。
そこで真っ先に思いつくのは、YouTubeの動画編集やゲーム実況などPCを使った在宅ワークではないでしょうか。
でも、在宅ワーク用のPCを買おうとスペックとかを調べてみても「チンプンカンプンでよくわからん・・・」って思いませんでした?
今回は、わかりやすさに重点を置いてスペックについてまとめましたので参考にしてみてください。
ゲーム実況用のPCはMacとWindowsどちらがいいのか?
PCを選ぶ際に、macとWindowsどちらがいいのかと思う方もいるでしょう。
少し偏見が入るかもしれませんがざっくり簡単に言うと、次のように僕は思います。
- スペックについて考えるのが面倒で、高くてもいいからPCが欲しい方はMac
- スペックについての勉強が必要だけど、予算を抑えてPCが欲しい方はWindows
ゲーム実況をしたいとなると、ゲーム機だったりマイクや編集ソフトだったりと何かとお金がかかるので、「できれば安い方がいい」と思う方が多いのではないでしょうか?
「Windowsにしよう」と決めた方は、スペックについて極力わかりやすく説明しますので、ぜひ読み進めてくださいね。
ゲーム実況用のPCを選ぶ時にみるポイント
最初に、PCを選ぶ際のポイントはいくつあるのか、ざっくりと知っておいた方がわかりやすいのでここでまとめます。
- CPU
- メモリ量
- データ容量
- グラフィックカード
この4点を理解できれば編集用のPCスペックの選び方がわかるでしょう。
では1番のCPUから見ていきましょう。
CPUとは?
イメージとして、PCを動画制作の会社だと思ってもらえるとわかりやすいかなと思います。
会社で例えるとズバリ「CPU=従業員のこと」で、優秀な従業員がいると作業を早く終わらせてくれるので、動画編集する際(それ以外でもそうですが)はまず考えたい部品ですね。
実際のCPUごとに目安を考えると次の表のようになります。
Intel Core i9Xシリーズ | 4Kのマルチカメラ編集(3トラック以上) |
Core i9 またはRyzen 9 | 4:2:2 10bitや複雑な4K動画編集 |
Core i7 または Ryzen7 | シンプルな4K動画編集(1トラック)
PUBGなどのPCゲームをする際はここを選びましょう。 |
Core i5 または Ryzen5 | フルHD動画編集・YouTube動画向け |
価格としては一番上が高くて、下が安い順番になります。
他にも種類はありますが、基本的には最低でも「Core i5 または Ryzen5」を選びましょう。
一時期「Core i7が最低ライン」言われてきましたが、最近ではCore i5の性能も高くなってきているので、YouTube用の動画作成ならCore i5でも問題ないです。
メモリとは?
会社で例えると「メモリ=従業員が働く作業スペース」のことです。
基本的に作業机が狭いと十分に作業ができないですよね?
32GB以上 | 4K動画編集や高画質の画像処理も難なく耐えることができます。 |
16GB | 複数のソフトを開いても快適に動画編集できます。
フルHD編集なら十分ですが、高解像度の画像処理になると若干重くなる可能性あり。 |
8GB | 動画編集に集中して作業する方向きで、編集ソフト以外のソフトやブラウザを開くと重くなる可能性があります。 |
ここで頭の隅に入れておいてほしいことは、メモリの値が小さいと動作は重くなりますが、値が大きければ動作が速くなるという訳ではありません。
必要とするスペースは編集などに使用するソフトによって変わってきますが、YouTube用の動画編集では16GBが最適だと思ってもらえれば間違いはないと思います。
ストレージとは?
会社で例えると「ストレージ=倉庫」のことで、動画自体だったり動画に使う素材などを置いておくスペースです。
動画自体は音声や画像の組み合わせて作られているので、サイズは大きくなります。
ストレージに関して「何バイトあれば充分」と断言できませんが、予算内で最大限増やしておくべきだと思います。
ちなみにストレージはSSDとかHDDとか種類がありますが、簡単に、
SSDは読み書きする速度が速く、HDDは遅いがSSDより安価であると思えばいいでしょう。
グラフィックボード(グラボ)とは?
会社で例えると「グラフィックボード(以下グラボとする)=映像専門で処理する人」といったところでしょうか?
従業員(CPU)でも絵を描くこと自体はできますが、あまり上手ではないので、グラボという映像作業専門の人を外注するようなイメージですね。
PUBGなどのPCゲームをするならグラボはいいものを買うべきだとは思いますが、フリーゲームや任天堂スイッチなどのテレビゲームをモニタに映すだけであればあまり必要ないです。編集ソフトに関してもPremiereProなどの有料ソフトはグラボの性能を重視するべきですが、Aviutlなどの無料ソフトはそこまで重視しなくていいでしょう。(例外あり)
Premiere Proの推奨環境がビデオメモリ4GBとなっているので、NVIDIAのグラフィックカードなら最安価な商品でもクリアしてるので、ここから選べばいいかなと思います。
GeForce GTX 1650 | 4GB |
GeForce GTX 1660 GeForce GTX 1660 Ti GeForce RTX 2060 SUPER |
6GB←おすすめ |
GeForce RTX 2070 SUPER GeForce RTX 2080 SUPER |
8GB |
GeForce RTX 2080 Ti | 11GB |
ゲーム実況用のオススメPC
別の記事で実際にゲーム実況にオススメのPCを紹介してますので、参考にしてみてください。
デスクトップPC版のオススメ紹介記事は以下です。

ノートPC版のオススメ紹介記事は以下です。

まとめ
今回、動画編集用のPCスペックについて極力わかりやすく解説したつもりですが、ご理解いただけたでしょうか?
次回は、今回の解説をもとに、オススメPCを紹介していきたいと思いますので、ぜひそちらもご覧いただければと思います。